鉄欠乏性貧血の症状で爪の特徴とは?
あなたの爪は、健康ですか?
人は、顔色や唇の色など、健康状態を顔をみて判断する事が多いです。
しかし、実は爪の色や形でも、健康状態が分かる場合があるのです。
特に、鉄欠乏性貧血の場合、爪の状態で判断できる事が多いです。
そこで今回は、爪で分かる健康状態、
特に鉄欠乏性貧血による爪の特徴を紹介します。
爪とは
爪は、ケラチンというタンパク質でつくられています。
皮膚の一部が変化したもので、肌と同じ成分と言っても良いでしょう。
そのため、爪も肌と同じように、きちんと手入れしていないと、
乾燥したりシワが寄ったり、色が悪くなってしまうのです。
また、爪は毎日0.1〜0.15mm伸びるので、
身体の栄養状態や血流や代謝が良くないと、爪に影響が出てきます。
特に、爪は身体の末端にあって栄養補給が行われにくいので、
不摂生な生活をしていると顕著に現れてきます。
匙状爪(さじじょう爪)
鉄欠乏性貧血の場合、爪はスプーンのように反り返ってしまいます。
この匙状の爪が重症の場合は、子宮筋腫や子宮内膜症の可能性もあるので、
すぐに検査をオススメします。
また、爪が割れやすくなったり、
爪に棒状のラインが入るのも貧血の疑いがあるにで注意が必要です。
鉄分不足
鉄欠乏性貧血の場合、どうしてスプーン状に爪が反り返ってしまうのかと言うと、
鉄分が足りていないからその様になるのです。
ひどい匙状でない場合は、まず食事から気をつけてみましょう。
鉄分を多く含んだ、レバーや赤身の肉、卵、貝類、大豆製品、
海藻などを食事に取り入れるようしましょう。
栄養補給が十分にできれば、スプーン状の反りも良くなっていくはずですよ。
まとめ
このように、鉄欠乏性貧血の場合の爪は、とても特徴的です。
自分の爪の異変に気がついて、早めに対処していけるようにしましょう。
しかし、もし貧血が酷かったり、爪の反りが酷い場合には、早めの受診をお勧めします。
自分の身体は、自分が一番良く分かります。
無理をせず、健康状態を保っていきましょうね。