貧血 治療 数値

貧血治療が必要な数値とは?

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貴女は、貧血で治療を受けた事はありますか?
貧血は、その程度が数値によって表されます。
この数値は、血中のヘモグロビンの量によって決まるものです。

 

数値が低いほど、貧血のの程度が重くなるのです。
では、貧血で治療が必要となるのは、数値がいくつからなのでしょうか。
そこで今回は、貧血治療が必要な数値はいくつなのかを、紹介します。

 

ヘモグロビン濃度11〜10g/dl

 

軽度の貧血と診断されます。
この程度であれば、食事療法でも十分治す事が出来ます。

 

鉄分の多い食品を取り入れつつ、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、サプリメントを上手に使って、
足りない鉄分を補うようにしましょうね。

 

ヘモグロビン濃度9〜7g/dl

 

中度の貧血と診断されます。
ここまで来ると、重度の貧血予備軍となってきてしまうので、
貧血を治す治療が必要となってきます。

 

多くは、鉄剤を処方されて服用する治療です。
しかし、人によっては運動禁止などの指示が出る事もあります。
どちらにしろ、きちんと病院に行って、
お医者さんの指示に従うようにしましょうね。

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ヘモグロビン濃度6〜4g/dl

 

重度の貧血と診断されます。
鉄剤で鉄分を補う治療だけでなく、
点滴や場合によっては輸血する事もあります。

 

鉄剤を服用すると、吐き気や下痢・便秘などの副作用が出る事があります。
服用が難しい場合には、静脈注射や点滴による鉄投与が行われます。

 

また、鉄不足でなく重度の病気が原因で貧血になっている可能性もあります。
心不全によって、鉄分の吸収がうまくいかずに貧血になっている場合は、
輸血によって赤血球を補う必要があります。

 

また、白血病の場合も、抗がん剤の投与治療によって
貧血症状がひどくなり輸血が必要になる事もあります。

 

まとめ

 

このように、貧血の治療も軽度と重度では、治療が違ってくるのです。
軽度のうちは、自分で食事やサプリメントを使って気をつけられるのですが、
中度以上になった場合は、必ず病院で治療してもらいましょう。

 

たかが貧血ですが、重度になると入院の可能性も出てきます。
軽度のうちにしっかりと治せるように、
日々の生活を見直していく事が大切ですね。

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