女性 貧血 数値

女性の貧血の数値とは?

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女性でめまいやふらつき、疲れやすいといった症状から
貧血だと感じている方は少なくありません。

 

仕事や日常生活に支障が出てしまうこともあります。
ここでは女性の貧血の数値や原因、
その対策などを説明させていただきます。

 

血液検査による貧血の数値

 

貧血ではヘモグロビン濃度の数値が診断の基準になります。
ヘモグロビンとは赤血球の中にあり酸素を運ぶ働きをしています。
そのヘモグロビン濃度が低下した状態を貧血といいます。

 

女性では血液1dL中12g以下、
男性では14g以下になると貧血と診断されます。

 

貧血の中では鉄欠乏性貧血が多く、
鉄分やビタミン12、葉酸などの栄養素が不足している状態です。
鉄剤の補充など必要な処置がとられます。

 

貧血で輸血を必要とする数値とは?」でも、詳しくお話しましたが、
ヘモグロビン濃度が7g以下になると輸血が必要になることもあり、
骨髄の異常や癌などの疾患の可能性もあるため、詳しい検査が必要になります。

 

男性よりも女性に多い

 

女性は定期的な月経により多くの出血があります。
子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科系の疾患による出血、
過度なダイエットにより必要な栄養素が不足した状態であることが、
貧血の原因となっています。

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妊娠・出産では赤ちゃんへの栄養や、
母乳での授乳によりお母さんは貧血になりやすくなります。
女性は血液に必要な鉄分などの栄養素が不足していることが多いため、
日頃からの対策が必要です。

 

貧血の予防と対策

 

毎日の食事で鉄分、ビタミンB12、
葉酸などの必要な栄養素を摂るように心がけます。

 

レバーや牡蠣、ひじきやほうれん草などに多く含まれています。
体内に効果的に吸収するには偏りのない
バランスの良い食事を摂ることが大切になります。

 

毎日の食事で取り入れることが難しい場合は、
鉄分などのサプリメントを利用するのも1つの方法です。
必要以上に摂取せず、薬剤師に相談するなどして適量を摂取することが重要になります。

 

 

貧血は軽度のものもあれば、
何らかの治療が必要となるほど重症化している場合もあります。

 

症状が続いて改善がみられないときは、
病院を受診して医師に相談する必要があるでしょう。

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