脳貧血 症状 下痢 原因

脳貧血の症状で下痢になる原因とは?

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急に立ち上がった時に、
めまいやふらつきなどの症状があると、
貧血だと思われがちです。

 

低血圧によって起こるものは、
脳貧血といわれ貧血とは別のものになります。
ここでは脳貧血の症状で下痢になる原因をご説明させていただきます。

 

貧血と脳貧血の違い

 

貧血は血液中のヘモグロビン濃度が低下した状態です。
鉄分などの血液に必要な栄養素の不足や癌などの疾患による臓器からの出血、
骨髄の異常などさまざまな原因が考えられます。

 

脳貧血とは起立性低血圧ともよばれ、
血液には異常はなく、血圧が低下することにより、
脳の血管への血液量が不足して起こるものです。

 

脳貧血の原因と下痢をともなう症状

 

低血圧による脳貧血の人で朝が起きられないという方は多くみられます。
「貧血で朝起きれない原因と対処法は?」でもお話しましたが、
全身の血流が低下していることが原因です。

 

急に立ち上がった時のめまいや立ちくらみ、
頭痛や肩こりといった症状などがみられます。

 

そして、腹痛や下痢といった症状が現れることもあります。
下痢を起こすと腹部に血液が溜ってしまい、さらには腹部に血液が取られて、
脳の血液が少なくなることで脳貧血を引き起こしてしまいます。

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低血圧の原因としては降圧剤などの薬の影響や出血、下痢による激しい腹痛により、
自律神経が乱れることで血液量の調整が上手くいかないことで、
心機能や血圧調整機能の低下が1つの原因となっています。

 

ストレスと下痢による腹痛の強い刺激を受け、ショック状態となることで、
自律神経がみだれ意識を失って倒れることもあるため注意が必要になります。
これを血管迷走神経反射性失神といいます。

 

脳貧血の予防と対策

 

脳貧血の人は急に立ち上がると血液が下へ流れてしまい、
脳への血液量が不足してしまうため、ゆっくりと立ち上がることが大切です。

 

適度な運動をすることで下半身の筋力をつけて血流を良くします。
血液には多くの水分が含まれており、水分が不足すると血流も低下してしまうため、
しっかりと水分補給を行うことも必要です。

 

自律神経の乱れは睡眠不足や疲れなど、日常生活に支障が出てしまうこともあり、
中でもストレスが大きな原因とされています。

 

自分なりのストレスを解消する方法を見つけることも大切です。
症状がひどい場合は医師に相談することも必要です。

 

 

脳貧血で下痢の症状の場合、
下痢による吐き気そして脳貧血という悪循環におちいります。

 

下痢による激しい痛みで気を失う事もあります。
症状が悪化しないうちに医師の診断を受けましょう。

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